今まで何度もチャンスがありながら、結局行く事ができなかった朝鮮半島のオーサン基地に、2011年10月漸く来ることができた。某国から休みを取って直接の渡航である。私の心配はレンズも某国から持参した小さな300㎜レンズしか手持ちがない事である。しかし仕方はない、その手持ちの安物レンズで勝負である。ＰＡＣＡＦの基地の中で此処は外せない空軍基地であるが、訪問初日は何と天候不順で雨のちらつく天気で、撮影2日目は快晴の空が我々を迎えてくれた。この基地はかつてはＦ-4Eの飛行隊が2つもあったのだ。基地に入った我々を最初に迎えてくれたのはゲートガード、懐かしの”ＯＳ"レターを付けた51st TFWのＦ-4Ｅだ・・・懐かしい機体にフォーカスを当て、いよいよエプロンまで僅かである。
　このページでは、現在のオーサン基地の主役の1つであるＡ-10Ｃに焦点を当てその飛びっぷりをＵＰしましょう。

やはりＡ-10の本拠地であるだけに、展示機も展示品も豪華盛大であった。何と30㎜ガトリング機関砲まで展示してある。これを外して展示しているのを見たのは初めてであった。この機関砲の紹介記事でフォルクスワーゲンの車体と並べて撮られた写真を見たときは「何と凄まじく大きな機関砲なんだ！」と思っていたが、実際に見るとそれほど大きくは感じなかった。展示機には、マーべリックミサイル、サイドワインダーは片翼に２発も付いている。